miirachan’s blog

映画のことや音楽のこと、私生活のことなど

「よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門」

先日、長年のもやもやをほどくヒントが見つかりかけたので記しておきます。

 

 

清田隆之さんの『よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門』、まだ最初の方しか読んでいないけれど、ちょっと語らせてください。

 

唐突ですが、いわゆる「女子高のプリンス」現象ってあると思うんですけど、たとえばそうだな…天海祐希さんみたいな感じで。女子にモテる女子っていう。

どういうつもりか分からないけど、周囲の女の子が自分に常々好意的に接してくる日常。そんな時プリンスは果たしてどんな胸中なのか…!プリンスは混沌とした好意の渦のなかで、果たして自分の恋愛指向に不自由さはないだろうか…!!!という。ちょっと想像してみてください。どんな気持ちがわいてきますか?

 

 

上で挙げた本では、「仕事の付き合いの間柄の異性に対し『自分に気があるのでは?』と受け取ってモーションかけてショックを与えてしまう」という事例が挙げられていたのですが、わたしは「まさにコレ!」と男性側の失敗学としての切り口にとても共鳴しました。

 

視点を女子高のプリンスに戻してみましょう。現代の世の中では、異なる性の2人が親密にする場合、恋愛感情があるかどうかは関係性の発展において大きな分岐点になります。

「男女の友情は存在するか」といった永遠のトークネタのあるあるですよね。

だけど女子高のプリンスは、相手も自分も「女子」であることが前提です。もしもあなたがプリンスで、とある女子にときめいてしまったら?または、「自分のことを恋愛的にすきなのでは?」という気持ちが浮かんでしまったら?

 

 

 

わたしはプリンスではないにせよ、ふとした時にこの葛藤に襲われるわけです。

ですが清田さんの著書はその問題の解像度をかなりあげてくれました。

それは、性別ではなくてあくまで関係性の前提がなんなのかという部分をしっかり認識して付き合いを構築するのがベター、という結論です。

 

 

なんだかますますご縁が遠退いていきそうな結論を得たのですが、そもそも今の自分の状態が人との関係性を持続するにはむずかしいと感じてるので、大丈夫です(なにが)。

 

 

最近は、モテる人って大変なんだろうなって想像する、「アッチ側目線」を楽しむことを覚えましたので…!

 

 

 

 

結局なにも解決してない!最後まで読んでくれてありがとうございます!